院長ご挨拶

 
院長の岡田裕行と申します。

岡田歯科医院は、昭和56年4月に開院し、早いもので35年の月日が経過しました。その間2万人以上の方の治療を担当しました。

その間、歯科医療を取り巻く環境も大きく変化しました。第一は、歯科医療に対する安全が言われるようになりました。つまり治療に使用される器具の消毒・滅菌です。その対応としていち早く歯科用機材洗浄機およびクラスB滅菌器を導入し、使用する医療器具の確実な滅菌処理を行っています。日本で両方を設置している歯科医院は数％というのが現状です。つまり、日本の歯科医院では「欧米の基準を満たした洗浄・滅菌処理ができる施設はほとんどない」ということになります。当院では、お顔にかけるタオルは衣類用消毒薬を使用して洗濯するなど細かなところまでチェックし対応しています。

次に、治療に使用する器具・機材の目覚ましい進歩です。医科ではダビンチというロボット手術が行われるようになりました。歯科でも、CTレントゲン、口腔内スキャナー、マイクロスコープ診療、レーザー治療、CAD/CAM治療など高度で精密な治療が行われるようになりました。これらの医療技術に対応するためスタッフ一同、学会、セミナーに積極的に参加し、最新技術情報を習得するとともに、最新医療機器の導入を進めています。その一例をあげるなら、口腔内スキャナーを用いてお口の中を撮影し、デジタルデータのやり取りで被せ物が出来上がってしまいます。今までとは全く異なる治療の世界が展開されています。

これからも患者様の多様な医療ニーズに応えるため、日々研鑽を続けていきたいと思います。